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サッカーゴールのネット、誕生の意外なきっかけとは?

動画公開:

ひとことで言うと

ゴールネットは、イギリス・リヴァプールの技師ジョン・ブロディが1889年に考案したとされます。誤ってゴールが取り消された試合がきっかけで、ボールがゴールを通ったかを見分けやすくするための工夫でした。

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動画の内容

  1. ゴールネットにボールが吸い込まれる瞬間のスタジアム風景

    サッカーの試合で、ボールがゴールに吸い込まれる瞬間。あの背後にあるネット、実は最初からあったわけじゃないんです。

  2. ネットのない昔のゴールポストのイメージ

    19世紀のサッカーには、ネットがありませんでした。ゴールはただの2本のポストとバーだけ。

  3. 審判と選手が言い争っている抽象的なシーン(顔の表情はシンプルに)

    すると何が起きたか。ボールがゴールを外れたのか、入ったのか、審判にも観客にも分からず、毎試合のように大もめしていたんです。

  4. 設計図のようなイメージでネットが取り付けられる様子

    この問題を解決しようと1891年、あるエンジニアがネットを考案。ゴールの判定を一目で誰にでも分かるようにしたんです。

  5. 現代のスタジアムでネットが張られたゴールと歓声を上げる観客のシルエット

    つまりゴールネットは、デザインのためじゃなく「誰が見ても分かる公平な判定」のために生まれたものだったんです。

もう少し詳しく

きっかけは「取り消されたゴール」

ゴールネットを考えたのは、イギリス・リヴァプールの土木技師ジョン・アレクサンダー・ブロディです。リヴァプール大学の工学部の紹介によると、ブロディは応援していたエヴァートンのゴールが誤って取り消されたのを見て、ネットを思いついたとされています。ブロディは、マージー川の下を通る道路トンネル(クイーンズウェイ・トンネル)を設計した技師としても知られています。

動画では「1891年にネットを考案」と紹介しましたが、同大学の紹介では考案は1889年となっています。また「毎試合のように大もめしていた」という部分は、そうした判定トラブルがあったことを強めに表現したもので、毎試合だったと確かめられる記録があるわけではありません。

ネットがあると何が分かりやすくなる?

ネットのないゴールは、2本のポストとクロスバーで作った「枠」だけです。ボールがポストのすぐ近くを勢いよく通り抜けると、枠の内側を通ったのか、外側をかすめたのかを見きわめるのはむずかしくなります。

ゴールの後ろにネットを張っておけば、枠の内側を通ったボールはネットに受け止められて、ゴールの中に残ります。ボールがどこにあるかを見れば結果がわかるので、審判だけでなく選手や観客にも判定が伝わりやすくなりました。

今のルールでは、ネットはどう決まっている?

いまのサッカーのルール(競技規則)は、国際サッカー評議会(IFAB)が定めています。その第1条「競技のフィールド」には、ネットについて次のようなことが書かれています。

  • ネットは、ゴールとゴール後方のグラウンドに取り付けてもよい
  • ネットはきちんと支えられていなければならない
  • ネットがゴールキーパーのじゃまになってはいけない

文言は「取り付けてもよい」で、ネットを張ること自体は義務としては書かれていません。なお同じ第1条では、ゴールそのものはグラウンドにしっかり固定すること、ゴールやネットに広告を出してはいけないことも決められています。

ゴールを決めるのはネットではなく「線」

意外かもしれませんが、得点かどうかを決めるのはネットではありません。競技規則の第10条では、ボールの全体がゴールラインを越えたとき(ポストの間、クロスバーの下)に得点になると定められています。ネットが揺れても、外側からサイドネットに当たっただけなら得点にはなりません。

つまりネットは、ボールがラインを越えたかどうかを見やすくするための「助っ人」です。いまでは、その見きわめをさらに機械で助けるゴールラインテクノロジーも、競技規則で使ってよいとされています。

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出典・参考資料

最終確認日: 2026-10-09

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